印象に残る家具
こどもの頃に使っていた家具でも、思い出に残る物は色々ありますが、私が一番印象に残っているのは、父が手作りした学習机です。といっても、姉と兄のもので、私は既製品を買ってもらったのですが。それはとてもシンプルな作りで、両サイドに引き出しがつけられ、その上に淡い色の大きな一枚板を置いて机になっていました。兄と姉が対面して勉強できるようになっていて、小学生の兄と姉は自分達で境界線を引いて使用していました。
父は家具を作る専門の仕事をしていたわけではないのですが、その机がとても立派な物に思えて羨ましく、姉側によく座っていました。
手作りの家具には、既製品とはまた違い、こどもでも魅力を感じるようなぬくもりを感じられるのです。
引っ越した時に、こどもが成長した事もあってその学習机は処分されましたが、私にとっても、愛用していた兄と姉にも、作った父にも共通の思い出の家具で有り続けるでしょう。
そんな手作り感溢れる家具を自分で作るのは大変ですが、オーダーして職人さんに作ってもらう事でも手に入ります。少し値ははっても、一生物以上に子供、孫へと受け継いでいける家具を作るのもとても値打ちのある事だと思います。
木製家具なら、逸材を選べば数百年使える物もあります。
もちろん手入れも必要ですが、そうした家具は手をかける程美しさが増し、深い味わいが出てきます。
そんな家具を家族が共通の想いで大事に受け継いでいくのも良いと思います。
